労働からの自由
マイミクさん同士が「労働からの自由」を巡って議論していたので、自分も考えてみる。
金があれば、財産があれば、働かなくても良い。それはいいとして、財産がない人、不遇な人は働かねばならないのだろうか。
私だって食えてるわけじゃなく、収入は少ない。住宅ローンが終わったので、何とか凌げているだけである。食えなきゃ働かねばならんのか。それじゃ意味ない気がする。
イタリアの労働の拒否という戦略を、日本の文脈で考えてみたい。それはだめ連的なものとしてあったが、やはり、働かないで生きるのは難しいという結論になった。だめ連本の題名が、働かないで生きるには?というもので、それに触発された働きたくない人が大挙して押し寄せたが、それをどうにもできなかった。生活困窮者は困窮したままで、行き詰まっている。
だがもう一度、それを考えてみることはできないだろうか。
- 作者: 神長恒一,ペペ長谷川
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/05
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (9件) を見る