文化祭の夢

高校の文化祭である。
私は生徒会長だが、私の知らぬところで、文化祭実行委員が、文化祭の生徒らの出し物の性的俗悪さを批判する目的で、女性歌手の歌を流す。私は、サブカル的アイロニーは戦前から、或いはもっと前からあったもので、性的解放をもたらすと思われていたが、そうではなかった、などと考える。
帰り道、焼肉屋が火事になっている。別の歴史でもそうだった、と思いながら消火活動の列に並ぶ。私は100人目くらいで、30分待ちである。