議論としては弱い

マイミクさんと意見交換したが確かにベーシック・インカムは議論としては弱いんじゃないか。地域通貨も弱い議論だと思うが、それよりもっと弱い。
麻生内閣の定額給付金や鳩山内閣、菅内閣の子供手当てなどへのばらまきとの批判など、国民の間にも国家財政健全化の意識、国家破綻、破産への恐怖が存在しているのは確かなように思う。今ばらまけば、子供、孫の世代の税金というかたちでツケが回ってくるという言われ方もする。
定額給付金ごときであんな言われようをするんなら、ベーシック・インカムをこの国で実現するのは絶対無理だと思った。

こないだTVタックル観てたら、勝谷誠彦が「ミニマム・インカム」とか言い掛けていて、宮崎哲弥から「ベーシック・インカムね」と訂正されていたが、国民の間の認知度なんてそのくらいでしょう。

まあ生活困窮者を助けるのはいいと思うし、自分も必要だ。だがそれは福祉でやることなんじゃないかなあ。消費税の議論も避けられないんじゃ…と思う私は駄目人間でしょうか。

消費税がある国々で、日本は最も税率が低い（台湾などと並んで、同率1位）のね。5%って。
北欧の国々は25%消費税が掛かる。但し、食料品など生活必需品には軽減税率がある。
高負担・高福祉もやむを得ないのではないかと思う。