御滝不動尊にお参り

朝、経済番組を観て、年老いた母親とお茶屋さんに向かった。一日と十五日はお茶の日であり、お茶を缶に詰め放題で特価で売られるので、それを目当てに行く。その前にマルエツ二和向台店に寄り、五百円以上買い物すると卵が一パック六十八円になるので、五百円をほんの少し超えるぶんだけ買い物をし、卵を買う。卵は、私が最後の一パックを取った。売り切れである。
お茶屋さんでお茶を買い、お茶を飲んで隣にある千葉銀行二和向台支店に寄る。そこで、私の口座に、五千円入金する。月曜日に、カードローンの返済があるためである。
一旦帰宅し、母親は経済番組を観、私は昼寝をした。
正午過ぎ、私が目覚め、一階店舗に降りていき、御不動様へ行こうよ、と母親を誘い、二人で歩いて出掛けた。
私はメタボリックで、太っているので、体重が掛かり、腰や膝が痛んだ。数十分歩いて、御滝不動尊に着いた。母親が、TVで観たのだというお参りの作法を私に教えてくれる。それを真似して、あちこちにお参りするが、お稲荷さんのところに、多数の蜂(蜜蜂だと思う)が群れをなして飛び回っている。少し、お参りして、危ないよと母親に声を掛け、次のところへ移る。水子地蔵、子育て観音、荒神様などを回る。水の神様が最後だ。お賽銭は、一円玉を使う。ケチである。
一通りお参りを終え、帰宅した。少しして、図書館に行き、エティエンヌ・バリバールの『ルイ・アルチュセール 終わりなき切断のために』を借りて帰る。両親は経済番組を観ているが、終わったところで、日課になっている、一日一時間の三味線の練習をする。前半三十分は、二年前に自分が作ったテープに合わせて練習し、後半は、敬老会で演奏したプログラムを演奏する。それで一時間である。練習を終え、デジタルビデオカメラでピアノの即興演奏を約二分間、撮影した。その後、両親が二階に上がって一階は私一人になったので、『ハービー・ハンコック・トリオ '77』を聴きながらこの文章を書いている。

ルイ・アルチュセール―終わりなき切断のために

ルイ・アルチュセール―終わりなき切断のために