映画の中に閉じ込められる夢

武の映画に閉じ込められる夢を以前観たが、その続きのようである。
武の映画で、観客にリアリティを感じさせる特殊な効果技法が発案され、それがゲームにも応用されている。
映画館の裏の怪談を登っていくと、縊死した武の死体がある。だが、これは映画の一部であり、映画の新作の始まりなのだ。
奇妙な一団が現われ、映画の一部だという感を強くする。
場面は大学の部室の前になり、どこもかしかもラジオが警報を鳴らし、みんな窓に出てきてラジオを聞けという。だが私は、映画に過ぎないのだと笑っている。
大学まで警備員制服の父親が迎えに来て、警備会社から無線連絡が入ったから心配になって来たのだという。私は、どうせ映画なのに、と思う。
説明を聞くと、原爆を作る技術が流出し誰でも作れるようになったのだという。それで電力会社?は全て閉鎖している。
また場面が切り替わり、お年寄りがタクシーに乗ろうとしているが、エネルギーが高騰し超インフレになっているので、初乗りが一万幾らである。お年寄りはテレホンカードのようなもの?を提示しタクシーの運転手がそれを差し込むと七万幾らと出て、では乗っていいでしょうということになる。お年寄りはタクシーに乗り込むが少し走ったところでもう、止まってしまう。お年寄りは何十枚もカードを差し出す。
不審な中年男がおり、歌詞?詩集?を売っている。女性は(ここでは私の意識はこの女性に宿っている)それを買おうとするが、同行した人がああいうものを買うのは不審がられるからやめたほうがいいと言う。しかし女性は男から歌詞を買う。すると、男はマイクロチップのようなものを女性に託し、「これがないとわれわれの原爆は爆発しない。このチップを…博士と誰々に渡して欲しい」と囁く。同行者は聞き耳をそばだてて会話内容を聞こうとする。女性は組織の名前を尋ねる。男は「アルジャジーラは真実を伝えるNPO」と答える。
ここで目が醒める。