早朝覚醒

2時前に目醒めてしまったよ…。しょうがないので、グレン・グールドの演奏するヨハン・セバスチャン・バッハゴールドベルク変奏曲』を聴いている。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(55年モノラル盤)

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(55年モノラル盤)

明晰な夢を見た。
ラカンの解説書の読書会をしている。主催者?の中年男性に、「本に沿ってやっていきますか、問題点を纏めながらやっていきますか?」と問い掛けると中年男性が自分は本を忘れたから好きにしていいとのこと、私は、「素人ながらやらせていただきます。本に沿ってやります」と読書会を始める。
本当のラカンとは違うと思うのだが、それは夢の話なんでご容赦いただくとして。テキストのページには真ん中で二分されていて左側にランガージュ、右側にパロールと記されている。そして、精神分析で可知的なのは左側のランガージュの部分だけで、右側のパロールの部分は不可知なのだという。それは具体的には、夢の象徴において、特定の欲望が何か具体物に置き換えられて表象されるとき、欲望が変換されて表象されるというところまでは可知的だが、他ならぬこれであるというところは不可知なのだという。
それと矛盾するようだが、夢分析で、これこれの夢の意味はこれこれ、と断定した箇所が何箇所も出てきて、私はそれを朗読する。
看護師? 臨床心理士? みたいなおばさんが出てきて、「私達は精神科医と一体でやっているんですからね」と強調する。
私は、精神分析は特定の決められた時間に行い、プライヴェートな部分は扱わないと説明する。例えば水曜の午前9時から9時50分までとか。どうしてもという場合は、分析家に電話したりすることもあるが、ラカンはそういう場合後で高額の治療費を請求したという、と話した。
そんな夢だった。