意外?

十数年前に早稲田大学生協で購入し、読み終えて書棚の奥に放置して忘れていた廣松渉『生態史観と唯物史観』(講談社学術文庫)を出してぱらぱらめくってみて、柄谷行人『世界史の構造』(岩波書店)と読み併せるべき本だと気付く。人類学的最新の見地からしての、マルクス・エンゲルス主義の見直しという観点、世界史の書き直しという観点からして。

生態史観と唯物史観 (講談社学術文庫)

生態史観と唯物史観 (講談社学術文庫)