買い物2

私が食べる物はあるのだが父親が食べる物がないので、母親と一緒にリブレ京成三咲店で少しだけ買い物。今帰ったところ。レジを打っている若い男性のことが気になる。恋をしている、と思う。だが、彼に私の気持ちを伝える手段もなければ、私の願望が受け入れられる見込みも全くない。忍ぶ恋。
帰り道、黙っていた私に、母親が機嫌が悪いのかと尋ねるが、そういうことではない。何かささやかな悲喜劇というか、コミュニケーションのずれというか。母親は私が何を考え何を望んでいるのか知る由もない。