レイバーネットに送ったメール:北朝鮮問題

レイバーネットに、日本共産党赤旗北朝鮮を批判したという投稿がありました。それに応答して私が送ったメールです。

退会をお願いしましたが、ML管理者の方のお心遣いでMLまとめ読みの設定にしていただき、退会にはなっていません。それでメールが届きました。どうしても感想を述べたいことがあるので、一言だけ書きます。

私には椿さんが紹介されていた、赤旗日本共産党)の主張はまことに尤もなものに思えます。

一つ私の心に引っ掛かったのは、椿さんが北朝鮮が犯人である可能性を考えたとき、「悶々とした日々」を送ったとお書きになっていたことです。何故でしょうか。

レイバーネットは左翼だから、建前上は共産主義政権である北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国)に配慮しなければならないとか、まさか北朝鮮が犯人であるはずはないとか、或いは私の友人がmixiに書いていたのですが、「全面戦争」を宣言している北朝鮮の軍人よりも、日米韓政府を批判すべきだというような議論とか、そういうのが残っているのでしょうか。

もしそうだとしたら、まさにそれこそが左翼が現在、信頼を失墜し少数派になっている理由だと思います。

私の意見では、北朝鮮を擁護したり、気遣う必要性は全くない。かつて拉致はないと社会党(当時)などの左翼が言い続けてきたように、現在も左翼勢力が北朝鮮(左翼は「共和国」などと言いたがる)を庇い続けるなら、それも合理性と論理性を欠いた擁護を続けるなら、人々の不評と反感を買ってお仕舞いでしょう。

私がレイバーネットを退会したいと言い、フリーター全般労働組合を脱退したのは、上記のような左翼的論理に我慢ならなくなった、ということもその理由の一つです。私自身が右傾・保守化したということもあるでしょうが。

mixiなどインターネットでは、むしろネット左翼のほうが現在は見苦しい。根拠を示して論理的に相手の主張を反駁できないまま、ただひたすら感情的に「共和国」などを擁護するような輩が「左翼」を自称しており、他の参加者は左翼とはそういうものだと思っている。それでは、左翼への支持が広がらないのは全く当然でしょう。

メールを読んだ感想でした。