卒業していない夢

同じような夢を繰り返し見る。私には学校への執着がかなりあるのだと感じた。
二度寝したいのだが、いずれの夢も学校が舞台だった。
一つ目の夢は、私が高校三年生か大学一年生で、高校に帰って、生徒会長らに、生徒会実働を賃労働にすべきだと声を大にして訴える、というもの。
二つ目の夢は、高校か大学で、私がまだ通知表を受け取っていない、というもの。原稿用紙二十枚の作文の課題が残っているが、百枚書いてそれを二十枚に縮めればいい、などと考えている。通知表を開こうとしたところで目が覚めた。
精神分析的ならぬ素人風素朴な解釈をすれば、自分はまだ、高校なり大学を真に「卒業」していない、もう一度通いたい、「作文」をもう一度書き直したい、と思っている、ということだと思う。しかし、現実にはそれは叶わない。だから夢で願望充足する。もう学生に戻れない私。さて、どうする。