だらだら系

コメント欄の議論に答えると、私は、自分で言うのもなんだが、だらだら系の王であってね。構成するとか計画するとか纏めるというのと無縁なの。でも論文にせよ小説にせよ、纏めることが必要不可欠じゃん。だから、私はブロガーではあっても、哲学者や小説家にはなれない、と思った。
自意識過剰の魔三部作、『労働』『生きる』『シコシコ』についていえば、あれは現時点での私のベストだけど、まず小説としてのていをなしていない。質も低い。到底作品として成立しているとは言い難い。しかもそれですら、非常に苦労しながら纏めようとしたんですよ。それであれですから、普段の日常的な私はもっとだらだらしているわけ。
私はケルアックの自然発生的散文というアイディアに賛同しているんで、ブログ自体が一つの何ものかであると思っている。喋るように思い浮かぶようにただひたすら書き綴ることに何らかの意味があると思っている。すぐにお金にはならなくても。