パートタイマーとして働くということ

私はこれまで3つ、日雇い派遣を含めると4つの会社で働いてきたが、いずれもパートタイマーだった。教育情報会社と個別指導塾では一日4時間のパートであった。今は一日8時間のパートである。
何故パートなのかといえば、大学生の頃には日本社会の構造を知らなかったということがある。一旦レールを外れると二度と戻るのが難しい。早稲田大学を出たといっても、メリットがあるのは新卒の時だけで、その機会を逃してしまうと駄目だ。
私はもう、33歳。22歳のフレッシュマンとは違うのである。未経験OKで社員になれる身分ではない。私はただの精神障害者なのである。
以前、かつての管理職-平社員の関係が社員-パートにズレてきているのではないかという話をしたが、大きく違うのは、平社員は長く働けば年功序列で役付きになる可能性もあれば賃金も増す可能性があったが、パートは十年働いてもパートのままだということである。
それと関係ないが、雨宮処凛の『生きさせろ』が旧左翼、旧新左翼に利用されている現状、かつての左翼やマルクス主義者が元気を取り戻している状況に憂いを感じる。なんであれ流行というのは疑ってかかるべきだ。かつて地域通貨がどんなに流行ったか。そして今どうか、ということをみても、一時の流行に乗っても無益だと思うのである。
とりあえずここで一旦送る。