賃労働百十八日目

攝津正 9:00-18:00 7時間45分 時給850円 6587円。
ルー・ドナルドソンの『ライト・フット』、アル・ヘイグの『インヴィテーション』を聴くが何の感興も呼び起こされない。ラインハルト・ラウト『フィヒテからシェリングへ』読もうとするが余りの退屈さに堪え切れず中絶。静かな諦念と絶望を感じる。自分は哲学をやっても客観的真理には到達できず、精神分析や文学をやっても主体の真理には到達できぬであろう。私がなれるのはせいぜい、シニカルで懐疑的な小人といったところではないだろうか、と考える。

ライト・フット

ライト・フット

インヴィテーション

インヴィテーション

フィヒテからシェリングへ (1982年)

フィヒテからシェリングへ (1982年)