週末音楽家(兼業音楽家)宣言 2

習志野第一病院で雨森さんの出勤を待っている間考えていたことだが、私には、自分が、例えば上原ひろみと比べてより才能あるとは到底思えない。自分の限界というのも強く感じている。33歳にもなってこれでは、大成できないし、一枚のCDも出せないだろう、と正直にいってそう思う。親は、いつか私がブレイクすると思っているようだが、私はその可能性はゼロだと思う。というようなことを考えると憂鬱になるが、なるべくそういうことは考えないようにして、とりあえず明日の朝元気に出勤し、一日を無事終えることを目指したい。

私は、音楽は、一部の才能に恵まれた者の専有物ではない、と思っている。下手糞であっても、音楽を続ける自由も意味もあると思っている。