脱線気味ですが:ノーマン・グランツ・ジャム・セッション

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>A.K.さん
僕が最近聴いて改めて感動したアルバムに、チャーリー・パーカー名義になっている、『ノーマン・グランツ・ジャム・セッション』があります。ここでオスカー・ピーターソンチャーリー・パーカーが、恐らく唯一の共演をしているのですが、ピーターソンのピアノが素晴らしいんです。

ノーマン・グランツアート・テイタムチャーリー・パーカーの共演すら企てていたといいますが、テイタムの急逝により実現しなかった模様(実現していたら、どうなっていただろう?すごい興味あります)。ですが、テイタムの後継者と目されるピーターソンとパーカーの共演はあるんですね。ピーターソンはテイタムと違い協調型だから、うまくいった、ということはあると思いますが。

ノーマン・グランツ・ジャム・セッション』で特筆すべきは、パーカーの素晴らしさは勿論、共演しているベン・ウェブスター以下のスイング〜中間派の人達の素晴らしさです。ノリノリという感じでスイングしていて、とても寛げます。パーカーは天才だとしても、中間派的な寛げるサウンドもいいなあ、と思います。また、属するスタイルが違っても共演できるという証明でもあると思います。

Charlie Parker / Jam session

ノーマン・グランツ・ジャム・セッション

ノーマン・グランツ・ジャム・セッション