ファッツ・ウォーラー以来のハッピー・ピアニスト

といえば当然「ミスティ」の作曲者でもあるエロール・ガーナーだが、最近の若いコは(こういう言い方自体オヤジw)、そもそもファッツ・ウォーラー自体を知らんだろうな。そういう人には高瀬アキの『プレイズ・ファッツ・ウォーラー』がオススメだ。それに、10CDっていって、CD10枚で1,500円程度という超廉価盤でファッツ・ウォーラーも出てるんで、それを買うっていうのも手だな。問題はAmazonではいずれも入手できないことだろう。10CDのほうはタワーレコードのホームページからオンライン購入できるかもしれない。

http://www.towerrecords.co.jp/

エロール・ガーナーだが、日本では『ミスティ+2』として流通している奴が一番好きだ。『コンサート・バイ・シー』はアクが強過ぎるし、1945年録音の2枚は逆に淡白過ぎる。「ユー・アー・マイ・サンシャイン」の痛快な演奏から始まるこの盤は本当に名盤だと思う。一家に一枚、『ミスティ+2』を。聴いて損はない。これ、オススメです。

エロール・ガーナー

ミスティ

ミスティ