三流物書き志望者の日常 その10

ラジオをやっていると、Tが来る。今日はリスナーは4人。ピアノを演奏する。最近まともにトークが出来ず、悩んでいる。

ラジオ終了後、Tと共にロイ・エルドリッチの『Decidedly』を聴く。豪華メンバーによる大饗宴だ。素晴らしい音楽。ディジー・ガレスピーは若い頃、ロイ・エルドリッチを一音一音コピーしていたという。だが、サッチモからディジーの中間にいるロイは、あまり知られていないように思う。クラーク・テリーもそうだが、日本では楽想の明るいミュージシャンはそれほどウケないという傾向があるように思う。つまり、菊地成孔言うところの「大人の夜の音楽」としてジャズを確立したマイルスなどが褒め称えられ、ハッピーなミュージシャンらは評価が低い、というか、注目を集めていない気がする。それは不当だと思う。ぼくはクラーク・テリーロイ・エルドリッチも、ディジー・ガレスピーも大好きだ。マイルス至上主義ではない。

二階に上がってきて、お茶と有機豆乳を飲む。服薬し、もうすぐ床に就く。明日はリハビリがなく(火曜日に変更)、一日のんびりだ。土日月とのんびりした日が続いた。だが、水はあかね、木はアヤジーニャさんのライブと忙しい。アヤジーニャさんと再会出来るのは純粋に凄く嬉しい。

転院を考えていたが、思いとどまった。やはり今の病院で継続し、信頼関係の構築に努めていこうと思う。H先生、これ読んでる?