『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜』完結

最後の数話を観たが、悪くないとも思っていたが、ラストにはがっかりした。このドラマの教訓は、「倒錯者は最後まで徹底して倒錯者たれ」。『沙粧妙子』や『ケイゾク』と違い、最後に少年が説得に応じて改心するというヒューマンな?終わり方。それに不満が残る。せめて虚構の世界くらい、倒錯者が徹底して妥協することなく倒錯を貫徹する物語を綴ってくれよ。じゃないと、欲求不満が残る。

倒錯の倫理といったものがあるのだろうか? ふと考える。Tのことなど想起しながら。