労災事故当該です。

労災事故当該のSです。今病院から打っています。

ぼくが日雇い派遣に登録した動機は、CDを買い込み過ぎて借金を作ったことでした。

日雇い派遣以外に手っ取り早くお金が得られそうな手段がなかったので、日雇い派遣に登録しました。

2007/12/24にグッドウィル習志野支店に登録、25日からF社で働き始め、26日に労災事故に遭いました。

賃金は安いが、誰でもできる軽作業をやらされるだろうな、と軽い気持ちで登録し、働き出しました。

しかし、現実は異なり、派遣された先のF社──コンビニに弁当を一日二万五千食も卸している食品工場──はまさに「戦場」でした。

女性、高齢者、外国人らが目立ちました。そして、派遣。正規雇用と派遣は帽子の色で区別されているのですが、ざっと見たところ7:3くらいの比率だったと思います。社会的弱者が、最低賃金競争をしているのです。派遣の賃金は日給6,700円ですが、交通費も食費も自腹なので、それを差し引くと 6,000円くらいになります。一日肉体労働をして6,000円! でもこれも現実なのです。

日雇い派遣の本質が、膨大な未熟練労働者をいきなり現場に放り込むことだというのもよく分かりました。例えば、冷凍の鶏肉を六等分する作業を延々二時間以上続けさせられたり、冷凍エビを数千匹数える作業をやらされたり……。

そんな中で、冷却機と呼ばれる大きな機械を洗浄中に事故は起きました。誤って足を滑らし転倒、右肩骨折の重傷(全治三ヶ月)を負ったのです。

医者からは入院・手術を勧められました。手術を選択しました。2008/1/7に手術を終え、今はリハビリテーションが主です。28日くらいまで入院している予定です。

今思い返しても腹が立つのが、転んで痛い、骨折したかもしれないとF社の総務に言ったら、「会社の湿布を貼るか、自分で津田沼の病院まで歩いて医者に行くか、会社の車で病院に行くか選びなさい。但し会社の車の場合、今仕事中なので40分待ってもらう」と言われ、救急車も呼んで貰えず、40分放置されたことです。しかもその仕事なるものが、パートで来ていた大学生と談笑することだったのです。

グッドウィルにも電話しましたが、やはり「自分で歩いて病院に行くか、会社の車で病院に行くか選んでください」とのことでした。

ぼくが「労災なんだから、会社の車で会社の病院に行くのは当然でしょう」と怒ると、グッドウィルの人は「そうですね」と言っていました。

ぼくの例は別に特別ではないと思います。病院で入院手続きをしたら、病院の人は、「F社ですか、あそこはうちのお得意さんですよ。よく指を切ったとかいう人が来ます」とのことでした。

未熟練労働力を人が足りない現場にとにかく放り込むという日雇い派遣の現実の中で、事故は多発していると思います。国にも規制・監督してもらいたいです。派遣法の抜本的な見直しを!

追記

以下のように、ぼくが闘うと言っていることを快く思っていない人達もいるようですが、それに絶対に負けず断固補償を勝ち取っていきたいです。

http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1199498947/