あかね水曜日誌

あかね水曜日誌 2007/9/26(水) 摂津正

今日は「ジャズを楽しむ夜 4」。17:00頃あかねに着き、アート・テイタムのライブ盤を掛けていると、Kがやってくる。それからしばらくして、常連のNが来る。アート・ブレイキージャズ・メッセンジャーズが日本の印象を綴った『ウゲツ』を掛ける。当番のYから電話で、仕事が終わらないので遅くなるとのこと。その間も、K2、 S、H、Cなどが来店。今日のジャズを楽しむ夜のテーマは「テンション(緊張)」である。寛げない緊張度の高い音楽を掛けるということだ。先ず、アート・テイタムの『ピアノ・スターツ・ヒア』を掛ける。タイガー・ラグの恐ろしいほどアップテンポの演奏が入っているやつだ。次いで、『オスカー・ピーターソンディジー・ガレスピー』を掛ける。オスカー・ピーターソンがその超絶技巧っぷりを披露してディジー・ガレスピーとガチンコで勝負しているのが冒頭の「キャラヴァン」から窺える。それから、デューク・エリントン『マネー・ジャングル』から「キャラヴァン」と「マネー・ジャングル」を掛けるが、凄まじい演奏であることにいつも驚く。それから、『ザ・ジニアス・オブ・バド・パウエル』を掛けるが、完璧さに驚嘆。ジャズ好きの利用者さんが集まり、楽しい夜になった。Yが現れないので、Kに後を託して、私は終電であかねを去った。