纏まりのない雑感

リブレ京成・三咲店http://www.keiseistore.co.jp/での買い物から帰宅した。

実は1ヶ月以上、主治医に無断でドグマチールhttp://www.mental-net.com/col-01.htmlなどを断薬している。パキシルhttp://paxil.jp/睡眠薬は飲んでいるが、一日3回の薬をまるで飲んでない。で、その影響は現れている。というのは、性欲が旺盛になるのだ。ドグマチールというのは不思議な薬で、胃潰瘍から精神分裂病にまで効くとされている薬なのだが、飲むと身体が女性化?し性欲が減退する作用がある。だから、精神科の薬漬けになっていると、性欲が無くなるのだが、薬を辞めれば性欲が復活するというわけだ。

性欲が復活すると、その兆候としては、殺気立つ(笑)というのがある。荒々しくなり、粗暴になる。いらいらする。

こんなに長い間、性欲問題で悩むのは不健康だと考え、売り専(同性愛者向けの若い男の売春)のサイトを検索してみた。

http://www.rapid-stream.com/index.html

最低料金は、30分で6,000円のようだ。私には高い。払えない、と思う。儲けてないわけじゃないが、儲かったぶんを全部親に渡しているので、私自身はお金がないのだ。新宿二丁目の若専バーに行ってナンパするほうが安上がりで済むのではないか、とも考えたが、そもそもどこが若専バーか分からない。ゲイ雑誌を買わなければ情報が入らないとしたら、その分の費用が掛かる(←ケチ!)。

売り専に関しては、売春防止法の適用外なので、法律的には問題ないとしても、他者の性を金銭で買う行為が善いかどうか、倫理的な問題は残っている(倫理学者がこうした問題をどう考えるのか、是非意見を聞いてみたいものである)。とはいえ、そんなに道学者ぶって、お高くとまる必要があるのか、とも思う。

ところで、散歩中に、どんな美少年であれ、成長すれば普通の大人の男、雄になるという単純な事実をどうすればいいか、ということを考えていた。例えば『風と木の詩』の最後にジルベールは馬車に轢かれて死ぬが、たとえ彼が生き延びたとしても、成人し大人になった彼がどうすればいいのかということを考えた。『パタリロ!』のマライヒも同じである。漫画の世界だから年は取らないが、生身の人間なら年を取り、必ず成人し大人になるのだ。そうなった時、性的な関係性はどうなるのだろうか。

古代ローマでは、この問題に外科的な解決を見出していた。ペトロニウスの『サテュリコン』(国原吉之助訳、岩波文庫)には以下のようにある。

ああ、ローマの滅ぶべき運命を人前で話すのも、密かに
打ち明けるのも気がひける。青春期に入ったばかりの若者が
ペルシアの風習をまね、こっそりと男性を除去するのだ。
小刀で切除された肉は恋を不能とする。それは貴い青春が
逃げ去るのを八方から囲い引きとめ、先へ急ぐ年月を
おくらせるためなのだ……(p235-6)

つまり、少年が雄にならないように、睾丸を切除する、ということだ。睾丸を取ってしまえば、男性ホルモンが分泌されないので、少年が大人の雄になることは阻止できる。現代であれば、去勢せずとも、女性ホルモンを投与なり注射すれば、男性化は防げるだろう。(そういえば、ジャニーズのアイドル達は女性ホルモンを注射しているのではないかと言われているね。本当かどうか知らないけれど。)

これまでブログに何度も繰り返し書いたことがあるけれども、私は生涯で一度だけ、私の美意識からして「美しい」と思える少年とセックスしたことがある。それは私が大学院生の頃のことだった。彼は確か専門学校生?だったかと思うが、バイトの給料が支払われないことを嘆き、私に暗黙にお金を要求した。私が支払わないと、彼は私のキスが下手だと罵り、幾ら愛撫されても逝かない、何故なら自分はおじさん達にやりこまれているから、と言った。私はその後彼と二度と会うことはなかった。

ここで夕食のため、一旦保存する。

サテュリコン―古代ローマの諷刺小説 (岩波文庫)

サテュリコン―古代ローマの諷刺小説 (岩波文庫)