楽天性

その底抜けの楽天性はどこからくるのか、と問われることがままあるが、それは自分でも分からない。が、生の充溢を常に感じ、その表現に全力を尽くすことをモットーにしている。

状況を論理的に分析しないわけではない。むしろ、情勢分析に際しては、最悪の可能性を視野に入れている。が、それでも楽天主義なのである。最悪の状況においても、最善を尽くそう、という意気込みだ。私は生を肯定する。生きている、という端的な事実性から出発し、それの十全な展開・表現を模索する。それが私なりの楽天主義なのである。