二兎を追え!

昨日書いた呼び掛けに関して、「今問題なのはむしろ、『人権』を口実にしたイラン攻撃なのではないか」という疑問が呈された。おっしゃることは分かる。だが、イラン攻撃にNOということと女性なり少数者の人権をということを両方言っていく必要があるのだ。

以下、まめたさんによる抗議文の翻訳。

賛同の署名をした私達は、「最近のイランで起きている、女性人権活動家の拘束につぐ拘束」に憂慮していることを貴方に強く訴えたいと思い、これを書いています。

2007年3月4日、テヘランイスラム革命裁判所の前で平和的に開かれていた集会において、女性の人権活動家たち38名が逮捕されたという報道に、私たちは驚愕しています。驚愕どころか、国家治安警察官たちが彼女達に不必要にも暴力をはたらき、そのうち数名に怪我を負わせたことに対して心を痛めています。

イラン憲法の27条には「公な集会や行進は、武器が持ち出されない限り、あるいはイスラムの基本的な教えに反していない限りにおいて自由に行ってよい」と書かれています。そして今回の彼女達は平和的な集会を行い、企画者の5人の女性と共に連帯感を深めていたのです。

私達は今回逮捕された全ての人たちの身の安全を、貴方が保障することを、ただちに彼女達を解放することを含めて求めます。