没日記

精神医療関係のML宛てに書いたが没にしたもの。


「爽風会佐々木病院」に今日初めて通院しました。先ず「臨床心理士」の方から生育歴を聴き取られ、その後半田医師という方の診察を受けました。印象に残っているのは、達成目標は高いほうか低いほうか、死にたいというのは具体的にいって積極的に死にたいのか生きていたくないという気持ちなのか、というようなことを訊かれたことです。私は少し状態が落ち着いた昨日mixiで書いた日記をプリントアウトして持参しました。「高根台メンタルクリニック」からの紹介状と共に手渡したのですが、役立ったのかどうか…。

http://www.sofu.or.jp/

薬は飲む時もあれば飲まない時もあるのですが、飲まなければ朝まで眠れず、その後の睡眠も浅いといった状態で、飲んだら飲んだで翌日も睡眠薬が残ってしまうといった状態です。

今日行った病院では新たに今まで経験のない「パキシル」というお薬をいただいたのですが、効いてくれるかどうか、心配です。効くまでに時間が掛かると言われました。また、「自分は神経症というよりも人格障害ではないかと思う」、と話したら医師に怪訝そうな顔をされました。よくある人格障害の診断基準(ネットなどで出ている)など占いのようなもので、ここは経験を積んだ医師の直感のほうを信じるべきなのでしょうか。とはいえ、「発病直後」と「現在」とでは主訴も違ってきているので、診断も違うのではないかという気も素人考えながらしているのですが…。

それはそうと、mixi

山田花子自殺直前日記』(太田出版
南条あや南条あや保護室へようこそ…」
http://www.nanjouaya.com/hogoshitsu/
二階堂奥歯「八本脚の蝶」
http://note2.nifty.com/cgi-bin/note.cgi?u=ICF13700&n=5

という日記をアップしていたら、世間は狭いもので、二階堂奥歯さんの妹さんと名乗る方からメッセージが届きました。やはりお姉さまを自殺で亡くされて大変お辛かったようです。

私としては、『生きづらい<私>たち 心に穴があいている』という香山リカの本が取り上げているように、「こころ系」「メンヘラー」と呼ぶべき主観性が伝播・増殖した(している)ということを言いたかったわけです。mixiで私が「メンヘラー」という言葉を使ったら、同じ「精神病」者の知人が私に激怒して、それは「精神病」者の仲間の間に差別と分断を持ち込むものだと言って「絶交」状態になったのです。それで、差別と分断を持ち込む意図があるわけではなく、現に生じている事態を指し示したいだけだということが言いたかったのです。

とはいえ、南条あや二階堂奥歯の診断名は分かりませんが、山田花子は「分裂病」と診断されていたようで(彼女の父親が寄せた手記による)、

http://homepage3.nifty.com/kazano/bpd.html

で風野医師が書いているような「境界例」とは違っていたようなので、彼女達を一括するのは誤りかもしれませんが。