Qのみなさんへ

こんばんは、

  http://www.q-project.org/q_kyoto.html

を読みました。

 確かにわたしについては、無能な院生崩れだというのは
事実であり、隠し立てするつもりは全くありません。わたしに
じかに会ったことがある人なら誰でも知っていることです。

 他の方々が無能で、宮地さんだけが有能な社会人との評価には、
頷きかねますが、京都の人たちのことをよく知りませんし、
それに反論があるならば彼・彼女らが自分でするでしょうから、
論評は控えます。

 かりにQが、わたしのような無能な者、鎌田さんが『重力』で
「日本人ども」と蔑んでいた存在を排除して、うまくいくならば、
それはそれで素晴らしいことだと心から思っています。
この期におよんで、嘘をつくはずもありません。

 わたしはもはや、Qの理念を信じていないので、謝罪などの
手続きを経てQに復帰することはあり得ませんが、Qの方々が
自ら主体的に情報公開した態度を深く尊敬し、ひとりの
元NAM会員として、NAMの側が主体的な情報公開の可能性を
完全に閉ざしたことを嘆いています。

 わたしは、自分がもっていた過去ログのすべてをウェブに
アップしましたが、誰かがサーバに密告したため、削除されました。
今後、同様のことをしても、密告→削除の繰り返しでしょう。
NAM資産管理委員会という組織とその定款は、問題だらけ
であり、どうしようもありません。

 実のところ、CD−Rで、ほぼNAMの全投稿をもっています。
ある方からいただいたものです。希望者には、その複製をお渡し
するというかたちで、NAMの情報公開が可能かもしれません。

 CD−Rの内容をつぶさにひとつひとつ確認していませんが、
事務局のML、及び info@nam21.org 宛てメールなど重要なものが
入っていないのは確実です。かりに昨年末に故障したわたしの
ノートPCの復旧が可能なら、多くの重要なメールが復活しますが、
それは技術的に無理なようです。

 NAM資産管理委員会は、完全な過去ログ、及び
info@nam21.org 宛てメールの全てが保存されたパソコンを
所持しているはずですが、彼らはそれを絶対に公開しないでしょう。
そしてわたしに彼らを説得する力は全くありません。

 みなさんにお伝えしたいことは、わたしが完全に絶望している
ということ、もはや柄谷行人先生も含めて誰のことも信じていない、
ということです。

 そのうえで、もしNAMについて何かをしたいという人がいれば、
連絡してください。最善の処置について話し合いましょう。


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(3) 杉原氏や攝津氏による「超規約的措置」の実行と、NAM所属の
管理運営委員の大量の退任

 「超規約的措置」を提案したのはわたしであり、
杉原さんには関係ありません。

 わたしは当時、NAM抜本的改革委員会MLなどの動向を見て、
翌週にはQ管理運営委員会に残っているNAM会員は除名、という
措置を柄谷行人先生がとるのではないか、と恐れていました。

 常日頃心から愛し尊敬していた人たちがそのような目に
遭うのを見たくなかったので、「超規約措置」を提案しましたが、
いまでは、わたしの予測が誤りであった可能性も認め、
且つ、Q管理運営委員の皆様及びQ会員の皆様に、わたしの
一年前の「超規約的措置」提案がQに混乱をもたらしたことを
心よりお詫びいたします。

 わたしは、他のNAM会員が辞任した後も自分だけは残って、
Qの代表か副代表になり、責任をもってQを解散させるつもり
でした。NAMに残りたければただちにQから手を引くように
との私信を柄谷行人先生からいただき、悩んでいましたが、
解散というかたちで最後まで責任を取るつもりでした。

 しかし、山住先生がQユーザーMLに投稿されたメールを
読んでわたしはパニックに陥り、発作的にQ管理運営委員会を
退職してしまいました。

 そのようなわたしの弱さを自己批判するとともに、
結果的に無責任なままQから離れたことを心よりお詫び
いたします。わたしは一年前、Qにとどまり、Qの役職に就き、
そのうえでQの解散を主張し且つ実行すべきでした。

 それができなかったのは一生の不覚というほかありませんが、
もはややり直しは不可能です。

 本当に申し訳ありませんでした。


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但し、ここでの「一部NAM会員」とは、やりたい放題やった後で「あれは祭りだった」
「まだこんなことにこだわってるの」とうそぶくモッブのことだけではない。ここ一
番で弱気な阿諛と沈黙を続けながら、今日聞かれもせずに「自分はNAMに絶望してい
た」と語りだすNAM幹部/原理との契約で入会した自らの手の汚れに全く触れず、今
後出しじゃんけんで偉そうにNAM批判を始める一般会員/理論的にも実践的にも自
分達こそ全てを学習すべき存在でありながら、事もあろうに今なお他人に何かを「散
種」する気でいる活動家崩れ(ゴロツキー)、それら全てを含んでいる。有名人?か
一般大衆かは関係ない。NAMが解散したかどうかも関係ない。自らの「責任」だけは
自省できない傍観者達の増長こそが問題なのだ。一体彼らは、ワイドショーで安心し
きって和田某を批判する、スーパーフリーの会員どもとどう違うのか。

 上のくだりには、わたし自身もその批判対象(←ゴロツキー)に
含まれていることを承知したうえで、同意します。

 NAMに深く関わった人のなかにも、わざわざわたしに電話を
かけてきたり会いにきて、自分はNAMのことを信じていなかった、
本気ではなかった、などという人がいますが、なぜそういうことが
言えるのか、そういう態度がとれるのか、わたしには理解不能です。

 わたしは、NAMが既存の市民運動や社会運動を軽んじていた
ことを誤った態度だったと思っています。

 「New」でなくてもいいから、凡庸で普通の運動でいいから、
現実に有効な社会運動をしていきたいと考えています。

 このメールはQユーザーMLを含めて、どこにでも転送して
構いません。わたしは自分の過去も現在も未来も、隠すつもりも
粉飾するつもりも一切ないし、かつて西部さん、宮地さん、
穂積さんを攻撃したことも隠すつもりもなければ
少しの後悔もしていないからです。

 Qのみなさんがこれ以上わたしを攻撃するならば、わたしは
最後の力を尽くして反撃するでしょう。実のところ、わたしに
力など全くありませんが、死力を尽くして最後の攻撃をしかける
ことでしょう。わたしに失うものがあるとすれば、もはや
すべて失いました。恐れるものは何もありません。

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攝津正
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