伝播 の 過程は

無方向で 曖昧模糊としている
いつのまにか どこからか 漏れてしまう
希望は あるとしたら そこにしかない
但し もちろん

おお、希望は十分にある、無限に多くの希望がある
━━ただ、ぼくらのためには、ないんだよ。
ベンヤミンフランツ・カフカ」(『ボードレール他五篇 ベンヤミンの仕事2』、野村修編訳、岩波文庫、ISBN4-00-324632-2)p16