ノー・モア・ティアーズ
マル・ウォルドロンがビリー・ホリディに捧げた『ノー・モア・ティアーズ』、小曽根真とゲイリー・バートンのデュオ『ヴァーチュオーシ』を聴く。この記事を書くために「はまぞう」で検索したところ、スティーヴ・レイシーとマルの共演で同名のアルバムがあるが、それとは異なりトリオ演奏のようだ。冒頭一曲目は「イエスタデイズ」だが、プレスティッジ盤『マル-1』の複数のホーンが入った重厚な演奏、そうして当時(56年前後?)から既にはっきりあらわれていた「モールス信号」ふうソロを想い出す。聴き比べるのも一興。小曽根/バートンの名人芸も深夜に愉しい。
読書としては一昨日仕事の前に読んだボアロー/ナルスジャック/三輪秀彦訳『影の顔』(ハヤカワ・ミステリ文庫)がなかなかに面白かった。交通事故で失明した電気会社の社長の不安を描いたサスペンスだが。今朝は(通読ではないが)『地球最後の砦』というSF小説を少し読んだ。
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