日記

雨の中大学生君は無事芸音まで辿り着いて、今ドラムを叩いている。Like Someone In Loveという曲をピアノ・トリオ編成で聴きたいというので、南博トリオのを掛ける。南博トリオはメランコリックなものが最高なのだが、こういうスタンダードも悪くない。ライナーノーツとして入っていた菊地成孔の文章を読んで微苦笑。
大学生君がドラムを叩いているので、音楽鑑賞はできないが、それはそれで別に構わない。文章を書くことに専念しようと思う。親は商売第一でものを言うが、私は商売抜きに、毎日練習しに来てもいいよと言いたいくらいである。まあ暇だってことだが。
私は大学でジャズ研に入ってなかったので、大学のジャズ研なるものがどういうものか一寸興味がある。それで来月のライブを覗いてみようかなと思ったわけだ。どれほど腕自慢の若いものがいるのか、ちょっとお手並み拝見といこうか、と思ったのである。かくいう私は、三十六歳の駄目人間なのであるが。

Like Someone In Love

Like Someone In Love