田上孝一倫理本出版されたらしいぞ。

お金ある人は買おう。私は図書館で読む。

本当にわかる倫理学

本当にわかる倫理学

それにしても後藤雅洋さんの『ジャズ耳の鍛え方』(NTT出版)はまだAmazonで出てこないね。http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002098

Al Haig Trio / Al Haig Today! The Great Piano Of A Piano Great

  • Al Haig, piano
  • Ed DeHaas, bass
  • Jim Kappes, drums

Al Haig Today

Al Haig Today

noizさんのブログ読んで思ったが

軍隊、警察の廃棄ってできるのか。特に警察。警察組織は社会運動の弾圧もするが犯罪の摘発もやっている。そういう機関は必要ないのだろうか。
ミシェル・フーコーも『監獄の誕生』で問題にしたように、警察権力の問題は根本的である。監獄で犯罪者社会が形成され、「犯罪者」類型が生産、再生産されるという側面がある。そして警察は、犯罪者群の中に密告者を持っている。
うちの親がよく言うのだが、「警察はやくざと同じだ。取り調べを受けてみれば分かる」と。
祖父・祖母宅に泥棒が入ったが、祖母の説得で物は盗られずに犯人は逮捕されたということがあった。祖父が被害者、証人ということで警察に呼ばれたのだが、被害者なのになんで、というくらい高圧的で暴力的な取り調べを受け、体中に痣ができて帰ってきたという。
それと、うちの両親はよく夫婦喧嘩をするのだが、警察を呼んでも、夫婦喧嘩(DVも立派な犯罪だよね)には全く介入してこない。警察を呼ぶ母親も如何なものかと思うが、DVを放置する警察もどうなのかと思う。
数年前ごく近所に焼き鳥屋ができて、そこで父親が飲んでいたのを母親が迎えに行ったことがあって、その店に、うちが飲み屋をやっていた時によく来ていたたちの悪い元ボクサーの男が居合わせた。その男が、帰りぎわに、母親の頭を思い切り殴ったのだという。それで警察を呼べという話になって、呼んだのだが、店主は「この婆さんが言い掛かりをつけて帰らないので困っている」と。うちの母親のほうが被害者なのに迷惑者扱いされておしまいだった。そういうこともあった。
関係ないが、定期的にTVで警察を讃美する番組が流されるが、あれは気持ち悪いと思う。

監獄の誕生 ― 監視と処罰

監獄の誕生 ― 監視と処罰

共同性について

netjazzさん
我々自体、お互い顔も知らないのにインターネット上でこうして議論しているじゃないですか。つまり、コミュニケーションしているわけです。Youtubeに限りませんが、そういうやり取りの中から生まれる共同性もあったっていいんじゃないですか?
私は柄谷行人のNAMに入っていましたが、メーリングリストに地域系と関心系と階層系の区別がありました。簡単にいえば、地域系はリアルに顔が見える関係、関心系というのは関心領域を同じくする者同士のヴァーチャルな関係、階層系というのは学生と引退者という「非-賃労働者」の問題を考える、といった感じです。それで言えば、例えばこの場は、ジャズへの関心を共有している者らが集まる系、つまりコミュニティだということになりませんか? 勿論、実際にリアルに顔が見える場も必要だから「いーぐる」のようなジャズ喫茶もあるのでしょう。

Youtube

補足すれば、Youtubeが一挙に既成の制度を塗り替えると考えるのも夢想的だと思います。Youtube著作権知的所有権知的財産権)の問題を抱えていて、アップされている中には違法な動画もあると思います。
だから当面は、CDのような既成の複製技術が流通の主流を占め、次第にYoutubeのような無償贈与の領域が増えていく、ということだと考えています。しかし、そうはいっても、その過程も簡単ではない。
端的に言えば、音楽鑑賞が無償贈与の領域に移行するなら、音楽家は喰えなくなります。大西順子Ustreamをやっていましたが、そのことがテーマでした。以前も同じことを書いたかもしれないが、今、CDが売れない。CDをただで配布して、ライヴに来て貰ってライヴで経済的に収益を得る、ということをしているアーティストもいる。だけれども、そもそもライヴができる場所がこの不況でどんどん潰れている。そういう問題です。
出版でいえば、電子書籍が話題になっていますが、青空文庫やブログのほうが根本的だと思います。無償ですから。この掲示板に書き込む文章も無償ですよね。無償の文化的な営みというのは大事だと思うのです。しかし、同時に、生活も成り立たせる必要がある。

Miles Davis / Agharta

アガルタ

アガルタ

千代田輝次郎先生

私は津軽三味線千代田輝次郎先生に習っていたのだが、仕事に行くようになって辞め、仕事を辞めて時間ができたが今度は金が無く習いに参れない。月謝は10500円であるが、それが全く出せない。貧乏である。

Marcus Roberts / alone with three giants

Alone With Three Giants

Alone With Three Giants

に捧げたソロピアノ。

借りてきた。

心脳問題―「脳の世紀」を生き抜く

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脳と心

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借りてきた。

アンティゴネーの主張―問い直される親族関係

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国家を歌うのは誰か?―グローバル・ステイトにおける言語・政治・帰属

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触発する言葉―言語・権力・行為体

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生のあやうさ―哀悼と暴力の政治学

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偶発性・ヘゲモニー・普遍性―新しい対抗政治への対話

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↓も読みたい。
自分自身を説明すること―倫理的暴力の批判 (暴力論叢書 3)

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借りてきた。

音楽の根源にあるもの (平凡社ライブラリー)

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↓も読みたい。
日本の音 (平凡社ライブラリー)

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小泉文夫著作選集(1) 人はなぜ歌をうたうのか

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歌謡曲の構造 (平凡社ライブラリー)

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日本音楽の再発見 (平凡社ライブラリー)

日本音楽の再発見 (平凡社ライブラリー)

「菅さんは何をしたいの?」鳩山氏、政権に疑問

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101121-00000554-yom-pol
鳩山由紀夫菅直人に疑問を呈したという記事だが、菅直人を擁護するわけじゃないが、「お前が言うな、お前が」っつーか、よくこれで袋叩きにならないなーと思ったり。なんじゃこりゃ。

これリクエストした。

前は所蔵していたのに無くなっていた。誰かに盗まれたのだろうか。返さない奴がいるのだろうか。それにしても残念である。

ジェンダー・トラブル―フェミニズムとアイデンティティの攪乱

ジェンダー・トラブル―フェミニズムとアイデンティティの攪乱

↓原書はこちら。
Gender Trouble: Feminism and the Subversion of Identity (Routledge Classics)

Gender Trouble: Feminism and the Subversion of Identity (Routledge Classics)

批評批判

NAMに入っていた話はしましたが、関心系の芸術系の代表が初代が岡崎乾二郎さん、二代目がジャズベーシストの立花泰彦さんでした。芸術系のメーリングリストは、渋さ知らズの話題などで盛り上がっていたのですが、当時(約十数年前)、私は渋さ知らズも知らなかったのです。
半年か一年くらい前、立花さんが我が家にやってきてジャムセッションをしましたが、批評家に批評して貰いたいとも思わないということを言っていましたね。実作者というか、プレイヤー、パフォーマーの立場としてはそうなのかもしれません。
まあ私自身は、批評は批評であっていいけれど、ミュージシャンは各々勝手に好きなことをやればいいのだと思います。自信を持って。
岡崎さんのホームページはこちら。http://www.kenjirookazaki.com/
立花さんのホームページはこちら。http://park18.wakwak.com/~toying/