2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

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Charlie Mingus "Tonight At Noon" "Blues & Roots". アラン『思索と行動のために』『感情 情念 表徴』『人間論』。アリストテレス『天体論』『生成消滅論』『問題集』。アランもアリストテレスも面白いが、アランは疑わしい。@sunamajiri スピノザの『エテ…

アラン『小さな哲学史』橋本由美子訳、みすず書房

アラン『小さな哲学史』橋本由美子訳、みすず書房。読了。彼が古代についていうことは非常にいい加減である。19世紀においてオーギュスト・コントを重視したことが目を惹く。コントの実証哲学や社会学を読んだことがないが、そもそも社会学全般が大嫌いであ…

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Novalis_bot 2012.04.26 19:46 真の総合的な子供―理想的な子供―の告白。(子供は、大人よりもはるかに賢く、知恵があるものである―子供は、徹頭徹尾イロニーから見た子どもでなければならない。)―子供の遊びは―大人の真似をすること。(歴史は、時と共にメ…

『プロタゴラス』

プラトン著『プロタゴラス ソフィストたち』(篠沢令夫訳、岩波文庫)、読了。何度読んでも面白い。プラトンの対話篇でソクラテスがプロタゴラスを言い負かしてしまうのが果たして本当に正しいのかどうか疑う。どうもソクラテスの議論の仕方そのものがおかし…

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Alain, Propos sur le Bonheur

幸福論 (集英社文庫)作者: アラン,白井健三郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 1993/02/19メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 40回この商品を含むブログ (37件) を見る

Art Tatum Complete Pablo Solo Masterpieces

Complete Pablo Solo Masterpiecアーティスト: Art Tatum出版社/メーカー: Pablo発売日: 1991/11/22メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (10件) を見る

時の裁定

「……タレスの後継者であり弟子である、ミレトス人、プラクシアデスの息子アナクシマンドロスは、……〈ト・アペイロン〉(無限なもの)を存在者のアルケーでありストイケイオンであると言ったが、……彼は、〈アルケー〉というまさにこの言葉を導入した最初の人…

悲しいかな、むごき死の日が…

喜八さんのブログを少し読んだが、私が37歳まで生きても何の意味もなかったのは明白だと思う。別にカウンセリングをしたら意味が回復されるとかいうことではない。私にできるのは暇だから読書するということくらいで、それ以外には一切なにもないであろう。…

なぜなら、私は…

なぜなら、私はこれまですでに少年であり、少女であり、灌木であり、鳥であり、海に跳躍る物言わぬ魚であったのだから。(エンペドクレス、断片117) ソクラテス以前の哲学者 (講談社学術文庫)作者: 廣川洋一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/11/10メデ…

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なぜならばもし種子が…

女と男がウェヌス(愛)の種子を一緒に混ぜ合わせるとき、脈管の中で相異なった血から(胎児を)形づくることの力は適度の混合を保つことによってのみよき体格の体をつくる。なぜならばもし種子が混ぜ合わされるとき力が互いに戦い合って、混ぜ合わされた体…

思考する。

少し他人の意見を読んだが、生命や「今ここ」を肯定するとか祝福するとかいうことは、私には全く関係がないと思った。ただ単にそれだけだ。それは田口さんの意見を読んで違和感を感じたということだが、私には肯定するなどということは完全に無縁である。私…

死は、人びとの目には辛いものと映るが…

死は、人びとの目には辛いものと映るが、もっと側によってつぶさに見れば、きわめて美しいものである。死は、もはや余力を持たぬ老人にも、苦痛が待ち受けている若者にも、幼児にも安息を与える。彼らはもはや苦労することも、あくせくと働くこともなく、家…

私は、きっこ氏も少しも信用しない。

私は圧倒的に暢気である。危機感など少しもない。私はどうでもいいつまらぬ事柄にしか興味がないといったはずだ。私は《危機である》という人々が嫌いである。そういう連中にとって危機であるかどうかなど知ったことではない。勝手に国外にであれどこにであ…

懐疑論

@sunamajiri 幾つか考える必要がありますが、まず、私は民主主義一般を疑ったのではなく、1945年以降の日本に存在した戦後民主主義に言及しました。勿論民主主義一般も問題ではあろうと思います。例えば民主主義だけでは、橋下徹が力を持つのを誰も止められ…

スピノザ

@sunamajiri 國分功一郎さんの『スピノザの方法』(みすず書房)を何度か読みました。言いたいことは沢山ありますが、まず、ソフィズム、懐疑論、相対主義はそれほど簡単な敵ではありません。@sunamajiri そもそもソフィストとかソフィズムという言葉自体プ…

ウィトゲンシュタイン、ホワイトヘッド

@suzuken2002 ウィトゲンシュタインの4巻5巻、ちょっとしんどいですね。《p.q.=pは、「pからqが帰結する」ことをいみする》(p.11)についての考察が延々と続きます。凄いですが、大変です。@suzuken2002 一般的な記号論理学を相当知らないと意味をなさない議…

享楽など存在しない。

享楽など存在しない。退屈なテキストを退屈に読む以外の読み方はない。それに原語で読むべきだというなら、あと30年以上掛かるだろう。bcxxx氏の《個人》生活批判、はなゆー氏の《私》的生活批判はくだらないから否定する。彼が憎悪と怨恨というならば、私の…

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デカルト、スピノザ

@sunamajiri 國分功一郎さんについては彼の本を読んでから判断しますが、オランダ語やラテン語で読んだわけではなくても、私自身もスピノザを読んだから自分なりの意見があるのは当然です。私はスピノザに限らず誰でも歴史的に実在した○○と考えます。@sunama…

フッサール

@sunamajiri 木村敏が文芸批評家(マイナーな人です)に反論して、テキストに即して、ハイデガーにおいては存在は超越的である(存在者に対して超越であるという意味です)といっていましたが、もし彼が正しければ、スピノザの神・自然・実体とは違うという…

ヒューム

ヒュームは懐疑論だというカントも、スピノザは無世界論だというヘーゲルも、ただの誤解だった。ヒュームは、20世紀にそう解釈されるようになったように、自然主義だというべきだし、スピノザにしても、神しかないとか、一切の個物が神へと溶けてしまうとい…

アリストテレス、デカルト

アリストテレスが偉大でも、近世・近代まで知識の一大発展があり得なかったのはどうしてだろうか。少し不思議である。中世においては(イスラーム経由のアリストテレスだが)アリストテレスが無謬の権威と看做されて(彼は「哲学者」という普通名詞で呼ばれ…

アリストテレス『命題論』から

《そして私の言おうとしているのはこのようなことである、例えば「海戦は明日あるあろうか、あるいはあらぬだろうかである」ということは必然である、けれども「海戦が明日行なわれる」ということも、また「行なわれない」ということも必然でない。けれども…

高橋竹山

佐藤貞樹『竹山・その芸の原点』《高橋竹山(本名・定蔵)は明治43年(1910年)、青森県東津軽郡中平内村小湊で生まれた。2つか3つの年に麻疹をこじらせ半ば失明。おなじ年ごろの村の子供がその頃、6 、7人も失明したという。大正2年(1913年)に青森県をお…

フッサールの最後の言葉(「死ぬのがこれほど耐え難いものであるとは思わなかった」)

「死ぬのがこれほど耐え難いものであるとは思わなかった。しかし私は、私の人生を通じてつねに、一切の無益なことを排除しようとこれほどまでに力を尽くしてきというのに……! ある課題の責任を負っているという気持ちにこれほど全面的に深く浸っているまさに…

feel

睡眠薬を飲んだが眠れないので、少し考えを書いておこうと思う。自分にとっては大事なことだが、他人にとってはそうではないだろうと思う。 TwitterやFacebookで幾つかの意見を否定した後、少し考えたことがあった。私は《愛や信仰》を否定したが、しかし、…

お喋り

です。http://www.ustream.tv/recorded/21834576

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